結婚式２次会の余興について

　やや硬い雰囲気の結婚式や披露宴に対し、親しい友人が集まって行う２次会は、アットホームな雰囲気になることが多いでしょう。それを盛り上げるのが、披露宴とはまた違う余興です。
結婚式で行った余興を、一回りお手頃にするウェディング系は結婚式とはまた違った盛り上がりが起きるものです。披露宴でカットしたウェディングケーキがイミテーションケーキであれば、今度は本物のケーキをカットしてもらい、みなで食べるのも盛り上がるでしょう。
ブーケトスやガータートスの代わりに何故か盛り上がるのがブロッコリートス。新郎が茹でたブロッコリーを投げ、取った男性が豪快に丸かじりする姿は健全な笑いで２次会を沸かせること請け合いです。

歌やダンスは２次会でも鉄板です。基本的には新郎新婦のリクエストを受けた曲が滑りません。下品な替え歌などは一部の人から笑いが取れるだけで、結果的には雰囲気が重くなることが多いですから絶対に避けましょう。楽器が得意な人がいれば、楽器演奏をお願いするのも盛り上がります。
挨拶や手紙などは幹事の手間は少ないですが、盛り上がるかというと微妙なことも多いです。
特に突撃インタビューは事前に当てる人に準備をお願いしなければぐだぐだして終わりがちですし、よくある新郎もしくは新婦の取扱説明書は、よほど下品でない上に作る人のセンスが問われます。ここで、奥の手が両親からの手紙を新郎新婦に披露すること。新郎新婦には完全に秘密にしてサプライズにしましょう。

ゲーム系は一般的であり盛り上がりやすいですが、硬貨を用意してもらいじゃんけんで勝った人が集めて行くというイベントは、賭博色が強くあまりお勧めできません。また、この硬貨やビンゴの景品を新郎新婦に譲るという演出は、意外と盛り上がらないので注意が必要です。
どの余興にせよ、ゲストの顔ぶれや年齢に応じたものにすると盛り上がりますから、それに合わせて計画するといいでしょう。