婚姻届代行サービスについて|婚姻届の出し方

婚姻届代行サービスについて

婚姻届代行サービスとは、基本的には婚姻届を代理で提出してくれるものではなく、保証人を頼める人がいない場合に、保証人欄に記入してもらうサービスです。
大抵は両親の反対があっても友人などにお願いできるものですが、遠隔地に引っ越す必要があって周りに保証人を頼める人がいない場合など、役所の人にいきなりお願いして保証人になってもらえることはありません。
そこで、保証人の代行サービスに頼むことで、婚姻届を提出することができます。

保証人代行サービスは、対面でも郵送による手続きでも申し込めることが多いです。いずれにせよ夫および妻になる方の自筆署名と押印がある婚姻届が必要です。書き損じたらもう一度サービスを頼む必要があるので、証人欄以外記入済みのものを用意するのがいいでしょう。
また、対面でも夫か妻の片方だけが受け取りを行う場合や、郵送で申し込む場合は委任状や婚姻誓約書が必要になる場合があります。フォーマットは、代行サービスのホームページや店頭に用意されている場合もあります。

郵送の場合は、返送用の封筒と切手、本人確認ができる身分証明書の写しが必要になります。対面の場合でも、身分証明書と認印は必要です。
もちろん結婚届の内容に不備がある場合や、結婚自体が不審なものである場合は引き受けてもらえませんし、それを隠して証人を引き受けてもらった場合は罰金や法的制裁を受ける可能性もあります。
料金としては、1人当たり8000~10000円が相場です。大抵は2人承認が必要になる場合があるでしょうから、その2倍見ておけばいいでしょう。悪徳業者を避けるためには、登録料のない後払いの業者を選ぶのがお薦めです。

ちなみに結婚式を行うことができる施設で、婚姻届の代理提出と言うサービスが行われたこともありました。歴史のある建物だったので、その住所を本籍地にしてもらえるサービスは、非常に喜ばれたのではないでしょうか。